仏壇にお供えしてはいけないもの
2025.11.01

仏壇には、食べ物や花などをお供えします。
しかし、好きなものを供えればいいというわけではありません。
そこで今回は、仏壇にお供えしてはいけないものをご紹介します。
▼仏壇にお供えしてはいけないもの
■五辛
五辛とは、にらやにんにくなど、仏教では食べると煩悩を増やすとされる野菜のことです。
仏壇にお供えすると、仏様やご先祖様に不敬な態度を示すことになります。
また匂いが強いため、他のお供え物や花の香りを消してしまう可能性もあります。
■肉や魚
肉や魚は生命を宿す動物で、仏教では生き物を食べるのは殺生にあたります。
腐りやすく衛生面でも問題があるため、お供えしないようにしましょう。
■生もの
生ものは新鮮でおいしいですが、すぐに傷むためお供えとしては不適切です。
傷んで虫やカビが発生すると、仏様やご先祖様に不快な思いをさせることになるため、清潔さを保つためにも避けましょう。
■毒やトゲがある植物
毒やトゲがある植物は、見た目が美しくても仏壇にお供えするのは適切ではありません。
仏様やご先祖様に毒を供えることになり、トゲがある植物は殺生を連想させます。
どちらも仏教の教えに反するもののため、控えましょう。
▼まとめ
仏壇には、五辛・肉や魚・生もの・毒やトゲがある植物はお供えしてはいけません。
お供えは、仏様やご先祖様に敬意や感謝の気持ちを示すもののため、適したお供え物を選びましょう。
当社はさまざまな仏具を扱っておりますので、疑問や悩みなどがございましたら遠慮なくご相談ください。