喪服と礼服の違いとは?
2025.05.15
喪服と礼服はどちらも黒が多く、似た印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、喪服と礼服ではいくつかの違いがあります。
今回は喪服と礼服の違いをまとめましたので、参考にしてください。
▼喪服と礼服の違い
■着用シーン
礼服はフォーマルなシーンで着用する正装で、冠婚葬祭全般で通用します。
したがって礼服があれば、結婚式・入学式・卒業式といったおめでたい席から葬儀に至るまで、全てにおいて着用できます。
一方の喪服は、葬儀や法事といった弔事の際の正装であり、弔事以外での着用はできません。
■カラー
喪服には正喪服・準喪服・略喪服があり、礼装に正礼装・準礼装・略礼装がある点は共通しています。
しかし、礼服は黒・白・グレーといったさまざまなカラーがあるのに対し、喪服は黒が基本です。
派手で斬新なデザインは避け、インナーや小物類も黒を選んで、喪に服すことが重要です。
■肌の露出
女性の礼服にはノースリーブや、デコルテラインが大きく開いたものも少なくありません。
肌が露出する部分はアクセサリーで飾り、お祝いに華を添えられるからです。
一方、喪服を着用する際には、肌の露出を避けるのが重要です。
スカートは膝より下の丈で、上着はデコルテラインが隠れる丸首が適しています。
男性が喪服を着用する際は、光沢のある素材の白いシャツとネクタイの着用を避けましょう。
▼まとめ
喪服と礼服では「着用シーン」「カラー」「肌の露出」などの違いがあります。
礼服は冠婚葬祭のどちらにも着用が可能ですが、喪服は弔事に限られると覚えておくと安心です。
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