喪主の服装とは?
2025.05.01
葬儀において、全般を主催する人のことを「喪主」と呼びます。
喪主を務めるにあたっては、どのような服装をすればよいのでしょうか。
今回は、喪主の服装について解説いたします。
▼喪主の服装
■通夜
通夜においては、たとえ喪主であっても、男女ともに略式の喪服でかまいません。
具体的には、男性なら黒のスーツに白のワイシャツ・黒のネクタイ・黒の靴下を合わせます。
女性は黒無地のワンピース、もしくはツーピースを着用しましょう。
男女のどちらも、金具や光沢のない靴を着用するのがマナーです。
■告別式
告別式では、喪主は正式な喪服を着用します。
男性は黒のモーニングコートにダークグレーの縞柄のスラックス、そして黒のネクタイです。
ただ、近年は「準喪服」と呼ばれる、上下とも黒を着用するのが一般的となっています。
タイピン・カフスといった光る装飾品はつけず、ネクタイ・ワイシャツは光沢のある生地を避けるのがマナーです。
女性はブラックフォーマルのスーツ、もしくは光沢のない生地で作られたワンピースを着用します。
足元はサテン地のパンプスが正装で、着用できるアクセサリーはパールの一連ネックレスにイヤリング・ピアスのみです。
髪が長い方は黒いヘアゴムを使って、耳よりも下の低い位置で1つにまとめておきましょう。
▼まとめ
葬儀全般を取り仕切る喪主は、通夜では略式でかまいませんが、告別式においては正装が求められます。
「喪主を務める可能性があるかもしれない」という方は、正しい服装についてあらかじめ把握しておきましょう。
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